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戦力分析・日高郡市編

2009年8月26日
写真:疲弊する市内商店街の活性化は?

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 衆院選の戦力分析第2弾は日高郡市。 経済産業大臣の自民党前職二階俊博氏 (70) =8回・市内島=にとっては、 なんといってもお膝元で経験と実績が浸透し、 全体的にみれば優位は動かない。 元県議の民主党新人玉置公良氏 (54) =白浜町堅田=は周辺町の変革を望む人や若者を中心に支持を広げて、 前回票の大差を縮めているものの苦戦。 一方、 幸福実現党新人湊侑子氏 (26) =田辺市栄町=はわずかながら浮動票を取り込んでいる。

 玉置陣営 二階氏の地元で郡市ともに厳しい戦いだが、地道な草の根運動で支持が広がりつつある。市と日高町で苦戦しているものの印南、由良、日高川各町では直近の首長選で変革を訴えた側の一部支持者から支援があり、美浜、みなべ各町でも反応は上向き。「子ども手当」と「年金・医療」が若年層と60代以上に、クリーンなイメージが女性に受けている。二階陣営の「締め付け」への反発もあり、表向き「二階・公明」、実は「玉置・民主」という人も少なくない。しかし、現段階で4割強に届くかというところ。ここでの戦いが全体を左右しそうだ。

 二階陣営 自民党3役、大臣経験や高速有田―御坊間の4車線化への期待で「変えたらアカン」のムードは3区の中で最も強い。地元有力企業や一部建設業、公明党の支持母体となる創価学会などの支援は固い。また、7市町の首長や議会議員、県議、行政・商工会議所関係者からの応援を受けて総合的には他の候補者より大きく優位に立っている。ただ、運動員の高齢化や不況に伴う建設業の相次ぐ倒産などで、支持基盤が若干衰退しているのは確か。組織力も以前ほど効力は発揮しきれていない。前回票確保は微妙か。

 湊陣営 運動を開始した当初は、市内でポスターを張ることさえ難しく二階氏の地元という厳しさを痛感したが、何度も足を運ぶうちに「反二階派」からも応援をもらうようになった。郡部では市内よりも反応がよく「二階氏には失望しているが、かといって玉置氏を応援したいわけでもない」という浮動票は多少確保しているが、全体的には苦戦している。

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