衆院選は、 23日がいよいよ折り返しのラストサンデー。本県3区の各陣営に前半戦の手応えを聞いてみた。 元県議の民主党新人玉置公良氏 (54) =白浜町堅田=は 「変革への期待を感じる」、 経済産業大臣の自民党前職二階俊博氏 (70) =8回・市内島=は 「経験と実績が広く浸透してきた」 と、 ともに好感触。 一方、 幸福実現党新人湊侑子氏 (26) =田辺市栄町=も 「風が流れてきつつある」 と期待感を強くしている。
玉置陣営 暮らしが苦しくなってきているのか、 大勢の 「変えなアカン」 という熱意を感じる。 年齢、 性別、 職業に関係なく、 「なんとかしてくれ」 という声が寄せられており、「浸透」ではなく、候補者本人が生活の現場を歩く中で、 届けられる生活者の思いが膨らんできているという印象。 20日に鳩山代表がJR田辺駅前で演説した時も3500人の人に集まっていただき、 最後まで話を聞いてもらえた。 公示後の党マニフェスト1万数千部は"瞬間蒸発"状態。 「子育て・教育」 「医療・年金」 「雇用・経済」 への期待が大きく、 玉置の政策では 「農林水産業」 に多くの関心が向いている。 ふるさとにかける思いイコール政策。 これからもいままで通り訴えていくだけです。
二階陣営 「初心に帰る」 を合言葉に陣営を引き締めてきたことで運動員の盛り上がりはいい。 とにかく一人でも多くの有権者に顔を合わせながら草の根運動を展開。 前哨戦では民主党の追い風に 「厳しい」 と感じることもあったが、 経験と実績をアピールしてきたことで 「自民党3役、 大臣までこなしてきた人を変えたらアカン」 というムードが広く着実に浸透してきた。 後援会に再入会してもらう方法で支援を確認しているほか、 新規入会も開拓できている。 公明党はじめ、 各種企業、 団体の推薦も前回並みに集まってきている。 天王山・田辺はやはり相手陣営の地元となっているため若干不利だったが、 現段階で互角まで持ってこれた。 前回の14万票を死守したい。
湊陣営 当初は 「この若い女性は何者か」 という印象が強かったが、 街頭演説や自転車での運動などで、 次第に人柄や公約への熱意が有権者に浸透。 一人一人と同じ目線に立って話をする姿勢に、 特に若い世代からの反応がよく、 確かな手応えをつかんでいる。 一方、 他党の支持層でありながらも 「湊さんを応援するよ」 とわざわざ声を掛けてくる人も多く、 "影のファン"がここに来て増加。 「自民にも民主にも期待はできない。 本当に住民のためを考えて行動してくれる人」 と風が流れてきているのを感じている。