トップページ > 政権選択の夏>

争点の道路整備の考え聞く

2009年8月21日
写真:4車線化を望む声は強いが…(有田―御坊間)

0821①.jpg 夏の甲子園に負けず劣らず、 衆院選も連日各地で"熱闘"が繰り広げられ、 政権選択を焦点に各候補者は社会保障や消費税問題などで自身の政策を必死に訴えているが、 本県では遅れている道路整備が大きな争点の一つ。 3区をみると元県議の民主党新人玉置公良氏(54) =白浜町堅田=が 「妥当性を検証しながら整備」 と慎重、 一方経済産業大臣の自民党前職二階俊博氏 (70) =8回・市内島=は 「強力に推進」 と積極姿勢で、 政策の違いが出ている。 そんな2候補に道路整備の考え方について聞いてみた。

 県内の道路整備率は平成19年4月現在で県道35・6% (全国平均55・6%)、 国道54・6% (62・9%)、 市町村道40・1% (55・5%)。 いずれも全国平均を大きく下回り、 ワースト争いをしている。 高速道路は和歌山から田辺まで供用開始、 田辺以南はまだこれから。 供用開始している路線のうち、 4車線は和歌山―海南間だけ。 海南―有田間は23年春に完成、 御坊―田辺間はことし4月に750億円の予算がついたところとなっている。 各候補の考え方は次の通り。

 玉置氏 決して道路整備を否定しているわけではない。 3区には熊野古道等世界遺産をはじめ豊かな自然という宝があり、 交流人口を増やせば仕事、 流通が生まれ、 雇用拡大、 経済活性化につながる。 資源を活用し、 たくさんの方が来てくれる地にするためにも道路の必要性は感じる。 問題はプロセス。 高速だけでなく国、県、市町村の生活道、 さらに道路だけでなく橋や施設整備といった事業に選択肢がない。"お上お仕着せ"の大手しか受注できない、 大企業ばかり儲かる大型公共工事にNO。 地元の人が利益を受けられる仕組みの上で①分かりやすい複数の案を提示②ニーズに応じて優先順位を決定③予算や決算を通して妥当性を検証―という進め方に変える。 情報公開による地域で考えるボトムアップの政策実行。 暫定税率は廃止しても財源については税金のムダ遣いを省いて充てる。

 二階氏 県会議員時代から三十数年にわたり県内の道路、 高速の整備を推進してきた。 3区はじめ県内には風光明美な景色、 素晴らしい人材、 豊かな農林水産資源があるが、 半島性という不利な条件があって生かしきれていない。 これらを生かして地方を発展させるための人的交流、 物流にはまず道路がなくてはならない。 いま都会の道路整備が終わったから、 もう地方の道路整備はしなくていいというような風潮もあるが、 断じて許されない。 ライフワークである高速紀伊半島一周もようやく半分まで整備でき、 夢が夢でないところまできた。 高速御坊―田辺間の4車線化は予算がついたが、 その途中の有田―御坊間も4車線化できるよう強力に推進していきたい。 とにかくいま立ち止まるわけにはいかない。 道路整備の財源については暫定税率を維持して確保していきたい。

関連記事

powered by weblio


 PR情報
 PR情報
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)