トップページ > スポーツ'御坊市>

佐藤さんがカヌー世界大会へ

2009年8月18日
写真:激流で華麗に技を決める佐藤さん(写真㊧)と佐藤さん

カヌー.jpg かお.jpg
 
 ICF(国際カヌー連盟)のカヌーフリースタイルワールドチャンピオンシップ(今月31日~来月6日まで・スイストゥーン市)に日本代表5選手の一人として出場する市内出身で串本町在住のきのくに信用金庫庫員佐藤正隆さん(34)は15日、盆休みを利用して御坊の実家に帰郷。本番に向けて英気を養った。世界の大舞台には2年ぶり2度目のチャレンジで、前回予選落ちの悔しさをバネに「予選を突破してセミファイナルの20人に残りたい」と意気込んでいる。

 カヌーフリースタイルワールドチャンピオンシップはカヌーのオリンピックといってもいいほどの大きな大会。2年に1度あり、前回はカナダで開かれた。今回は25カ国の各代表合わせて250人が出場する。日本からの選手枠は5人。佐藤さんはことし4月に山形県で行われた日本カヌー連盟の全日本選手権で見事好成績を収め、代表選手に選ばれた。出場する種目はK―1(カヌー―1人乗り用)フリースタイル。川の激流でパドルを使いながらカヌーを漕ぎ、ウェーブ(波)をうまく利用して一回転などの技を次々と繰り広げる華麗かつ迫力満点の競技。難易度の高い技がいくつできるかや技自体の美しさなどの総合得点で順位を競う。

 佐藤さんは身長174㌢、体重68㌔。日高高校卒業後に追手門学院で入っていたサークルの「探検部」で川下りをしたときにカヌーに興味を持った。社会人になってからも、趣味として日高川や古座川で練習。ビデオを観るなどほぼ独学ながらも各種大会に出場してきた。いまや国内屈指の強豪選手として注目されている。カヌーの楽しさについては「難度の高い技を習得する過程と、できたときの達成感が気持ちいい」と話し、今回の大会に向けては、「前回は激流にパワー負けしたところがあったので、筋力トレーニングを十分にしてきた」と自信をのぞかせ、得意技の「エアーブラント(船首を水に突き刺して一回転)」にも一層磨きをかけてきた。

 今月22日にスイスへ出発。御坊商工会議所局長の父公昭さん(59)は「健康に気をつけて日ごろの練習の成果を存分に発揮してほしい」とエールを送っている。

 カヌーの選手人口は国内外で増加しており、オリンピックの種目にはなっていないが、2012年のイギリスでのオリンピックではエキシビション(公開競技)が行われる予定。それ以降の正式種目登録に期待がかかっている。


関連記事

powered by weblio


 PR情報
 PR情報
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)