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興国寺で伝統の火祭り

2009年8月18日
写真:天高く上る「灯ろう焼き」の炎

火祭り.jpg 由良町門前の臨済宗鷲峰山興国寺(山川宗玄住職)で15日夜、伝統行事の火祭りが行われた。

 法堂での法要後、切り子灯ろうに火をともした檀家らが無常堂に移動。たいまつがくべられた釜場を囲み、祭りが始まった。はじめに地元門前区の子どもたちが「たいまつ踊り」を披露。続いて伊賀田、清治、門、芝4地区の若衆による「土俑(どよう)担ぎ」が行われ、それぞれ長さ4・2㍍、重さ150㌔以上、両端に火がついた特大のたいまつ(土俑)を担げて釜場を3周。4本同時に立てる「線香立て」、2本ずつ上部を合わせる「拝み合わせ」、投げて転がす「俵返し」で会場をわかせた。

 土俑を井の字に積んだところで「灯ろう焼き」の始まり。寺の大灯ろう、各檀家の切り子灯ろうが次々と放り込まれた。新盆を迎える白色灯ろう、年忌ものの色物灯ろうを焼いて開祖や先祖を供養。六斎念仏や尺八の音が一層高まるなか燃え盛る炎も一段と勢いを増し、周囲を囲む大勢の参拝者らは天高く上る大きな火柱に見とれていた。


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