トップページ > 政権選択の夏>

二階氏、玉置氏が前哨戦終盤に火花

2009年8月15日
写真:女性の集会でアピールする二階氏㊧と自転車街宣する玉置氏(塩屋地内)

0815⑥.jpg 0815⑦.jpg

 注目の衆院選は18日の公示まであと3日と迫り、 前哨戦が最終盤に突入する。 事実上 「自民vs民主」 一騎打ちの戦いを繰り広げている本県3区では経済産業大臣の自民党前職二階俊博氏 (70) =8回・市内島=が経験と実績を武器に圧倒的な組織力で優勢。 それを追う元県議の民主党新人玉置公良氏 (54) =白浜町堅田=が全国的な党の追い風に乗って無党派層、 無関心層の取り込みを図っている。 一方、 幸福実現党新人湊侑子さん(26)=田辺市栄町=は出遅れ、 知名度不足ながらも若さを生かして街頭演説などを精力的にこなしている。

 二階陣営 昨年11月に拠点となる田辺事務所開きを行ってから運動スタート。衆院選の日程が定まらない中も水面下では着実に地盤固めを行い、 解散した先月21日からは運動員や支持者らの総力を結集して前回票死守と新規掘り起こしに懸命。3区全体でミニ集会は延べ150回以上をこなし、 本人も週2、 3回、大臣の公務の時間が許す限り地元入りして支持を訴えてきた。また、女性にターゲットを絞った集会や応援弁士を招いての大演説会の開催、 天王山田辺市内で運動員500人規模の大ローラー作戦を展開するなど、組織力をフル活用。 推薦も13日現在で500件以上を受けており、最終的には前回選挙並みの800件になる見通し。 自民逆風などの影響から 「過去にない厳しい選挙」 と危機感を高めて陣営の引き締めを図っていることもあり、 「盛り上がりは前回以上」 と手応えをつかんでいる。大臣経験5回、党3役も務めるなどの経験と実績はやはり強い武器となり、相手候補のキャッチフレーズを逆手に取った「変えたらアカン」 も浸透。 盤石の態勢で本番入りを迎えそうだ。
 
 玉置陣営 昨年9月に「変えなアカン!」と出馬表明。「3区が変われば日本が変わる」と自身が先頭に立ち、連日朝の"辻立ち"、日の自転車街宣、"辻説法"で支持拡大を訴えてきた。「生活の現場」に足を運び、住民の生の声を聞くスタイルで選挙区内を隅々まで奔走。キャッチフレーズの浸透とともに知名度アップを図りながら、無党派層だけでなく反自民と民主への期待票を集めている。党本部も和歌山3区を重要選挙区に位置付けバックアップ。鳩山由紀夫代表はじめ小沢一郎前代表、前原誠司副代表ら大物が続々と演説会での応援弁士に駆けつけ、全国で吹く政権交代の追い風を運んでいる。後援会事務所は田辺市内の本部ほか有田市、日高川町(連絡所)、白浜町、那智勝浦町、串本町、新宮市の7カ所に開設。組織力での劣勢は否めないが、前々回まで自民党候補を推していた連合和歌山や郵政民営化に反発している郵政関係の団体から推薦を受けているほか、 大票田の田辺市では選出県議4人のうち2人が民主党。 各地でローラー作戦やミニ集会も展開しており、 これまでにない盛り上がりをみせている。
 
 湊陣営 運動スタートは6月上旬から。 ほか2人の候補者より大幅に出遅れた分、 この2カ月余りは事務所を置く田辺市を中心に3区全域で街頭演説を100回以上行ったほか、 ミニ集会、 個別訪問など必死で取り組んできた。 公約の 「消費税廃止」 「核ミサイル阻止」 で国民の生命と財産を守るための政治を訴える中で、 有権者からは 「自分たちの政権争いばかりで国民不在の自民や民主ではなく、 新しい力」 に期待と共感の声を聞き、 手応えいっぱい。 「若い」 「新人」 であることを不利とせず逆に注目を集める要素として、 知名度の低さを徐々に挽回しつつある。 残りの期間で確実に浸透させ、 三つ巴に持ち込みたい。

自転車街宣する玉置氏(塩屋地内)

関連記事

powered by weblio


 PR情報
 PR情報
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)