平成20年の全国の梅酒生産量が過去最高となったことが、 日本洋酒酒造組合の調べで分かった。 4、 5年前から若い女性らに 「香りが良くて飲みやすく、 健康増進の効果もある」 と人気になったのが要因。 「紀州みなべ梅酒特区」 の認定を受けたみなべ町は 「梅酒のブランド化の追い風になるし、 青梅の消費拡大にもつながる」 と歓迎している。
日本洋酒酒造組合の統計によると、 平成2年は7189㌔㍑だったがその後の梅酒ブームで8年には3倍の2万1560㌔㍑に伸び、 翌9年は2万5519㌔㍑。 その後は2万㌔㍑程度で横ばいが続いていたが、 15年ごろから再び伸び始めた。 18年には2万5673㌔㍑、 19年は2万8516㌔㍑、 昨年の20年は過去最高となる3万4101㌔㍑となった。
増加の要因としては若い女性らを中心に人気を集めていることが大きく、 都心部では梅酒専門店も登場しているという。 このほかにも酒造メーカーらが梅の健康への機能性を重視し、 商品化を積極的に進めていることなどもあるという。 「みなべ町や田辺市など生産地の関係機関が梅酒のPR活動を展開してきた成果もあるのではないか」 という見方もある。
昨年 「紀州みなべ梅酒特区」 の認定を受けたみなべ町では、 これまでに1業者と1個人がリキュール製造免許を取得。 町では青梅、 梅干しに次ぐ3番目のブランドとして梅酒に期待している。