市社会福祉課は担当課レベルでことし9月か12月議会にも藤田・湯川小学校区を対象とした学童保育開設の予算を補正計上する方針を固めた。 前年度も予算計上の方針はあったが、 市全体として学校耐震化を優先しているため、 学童保育は見送られていた。 その学校耐震化計画が前倒しされて大詰めを迎えることから、 保護者らの間で学童保育開設の期待が高まっている。
藤田・湯川小学校区を対象とした学童保育は、 定員30人を予定。 指導員は2人で、 年間の運営費は人件費がほとんどで約500万円が必要となる。 また、 拠点施設となる藤田会館は学童保育用として一部改修工事が必要で、 予算は100万円の見込み。 担当課が9月か12月議会で補正計上を考えているのは、 同会館の改修費。 前年度も同様に予算計上したい考えだったが、 財政当局との予算折衝の中で見送られていた。 今回も担当課レベルで予算計上の方針を固めただけで、 実際に予算がつくかどうかは今後の折衝次第となっている。
ただ、 市全体として優先的に進めてきた学校の耐震化計画がことし6月に2年前倒しされることが決まり、 来年度中に全対象校への予算措置が終了する。 国からの交付金も今月23日までに要望通りつくことが内定。 社会福祉課は 「学童保育開設のための予算を回せるのではないか」 と話している。 仮に藤田会館改修費として補正予算がつけば、 本年度中に改修工事を行い、 来年度からの学童保育開設を目指す。 市では平成19年4月から御坊小学校の空き教室で学童保育を開設し、 定員30人が満杯の人気。 ことし4月からさらに定員を10人増やして運営している。 同小の学童保育は藤田・湯川小学校区の子どもたちも多く利用しているが、 送迎の関係で保護者から 「地元で開設してほしい」 との声が高まっている。