みなべ町の夏の風物詩、梅の天日干しが始まった。例年は梅雨明けごろから始まる作業だが、ことしは遅れている梅雨明けを待たずにスタートとなった。
塩漬けにした梅を取り出し、セイロに並べて干す作業。土用干しとも言われる。 晩稲の尾﨑巖さん(72)宅でも4日ほど前から作業を開始。 6月に収穫した梅をたるから出し、 ハウス内のセイロに並べている。 ことしの収穫量は昨年より1~2割程度少なかったが、 病害虫などの被害が少なく品質はいいという。 並べられた梅は時々ひっくり返し、 4日程度で干し上がる。 作業は11月ごろまで続くという。 尾﨑さんは「近年はハウス内での作業が普及し 、雨が降っても梅が濡れない。 昔は雨が降るとビニールをかぶせたりして大変だったが、ずいぶんと楽になった」 と話していた。 干し上がった梅は選別して加工業者らに出荷される。 和歌山地方気象台によると、 「平年の近畿地方の梅雨明けは7月19日ごろだが、 ことしは今月末ごろまで曇りの天候が多いと予想され、 いまのところ梅雨明け宣言は出ていない」 と話している。