トップページ > 御坊市'政治・経済>

日高港から地元企業が輸出検討

2009年7月24日
写真:物流アンケート結果で報告を受ける研究会

0724①.jpg 市、 県、 御坊商工会議所などの日高港振興研究会は22日に商工会館で開かれ、 県から郡市内の精密板金加工会社が将来的に日高港を使って自社製品の海外輸出を検討していることが報告された。 同港は平成16年4月に暫定供用されて以来、 輸出の実績はまだない。 実現すれば輸出入貨物船の定期便運航に大きな弾みとなりそうだ。

 県はことし2月、 日高港周辺 (背後圏) の地元企業を対象にした物流状況調査アンケートを実施。 この日の研究会で報告された分析結果の中で海外輸出を検討している企業があることが分かった。 企業名など詳細については公表していないが、 精密板金を現在日高港から大阪に移出している企業で、 将来的に中国と東アジアへの輸出を考えている。 日高港ではいまのところ国内での移出入や海外から他の港を経由しての輸入の実績はあるが、 日高港から直接の輸出入は行われていない。
 
 アンケートでは回答があったうち15社が現在、 日高港以外の大阪や神戸港を利用して年間延べ貨物量約4000㌧の海外輸出入を行っていることも分かった。 日高港を利用しないのは大阪、 神戸まで陸送してそこから貨物船の定期便を利用する方がコスト面で割安となるためだが、 県によると裏を返せば日高地方でこれだけ海外輸出入ができる潜在能力があることにもなるという。
 
 日高港からの輸出入の実現に向けては、 例えば日高地方で複数の企業が一定の貨物量を確保して共同で貨物船を利用しコストを下げるなど、 工夫も必要となりそう。 いま海外輸出の話が出ている精密板金加工会社がその引き金となるのかどうか注目される。

関連記事

powered by weblio


 PR情報
 PR情報
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)