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御坊で食品流通シンポジウム

2009年7月22日
写真:各界代表のパネリストがディスカッション

0722②.jpg 市制施行55周年記念シンポジウム 「食品流通のあり方について」 は18日に御坊商工会館で開かれ、 郡市内の行政、 農漁業、 商工関係者ら250人が来場した。 パネルディスカッションでは地元各界代表のパネリストが魔法の冷凍技術として話題の 「CAS機能」 について討論。 「クエや野菜の地元産品を新鮮なまま東京や海外で販売できる」 などと、 活用に前向きなアイデアが続々と出された。

 パネリストの御坊商工会議所吉田会頭は 「旬の脂の乗ったクエをCASで冷凍しておけば、 年中おいしいまま食べられる。 それで東京にクエの店を出してはどうか。 卵はまだ冷凍保存できないと聞くが、 ぜひ開発してほしい」 と述べた。 紀州中央農協の藤原覚組合長は 「野菜を新鮮なまま海外輸出もできるのではないか。 新鮮さは大きな付加価値になる」 とした。 紀州日高漁協の大畑佳久経済部長は 「冷凍施設があれば大きな武器になる。 漁師が魚を加工して、 販売する体制も新たに作れる」 と提案した。 日高川町の玉置俊久町長は 「今度わが町でイノシシとシカの解体処理場を建設する。 CAS機能で新鮮なまま肉を冷凍すれば販路が広がる。 野菜を旬に販売するのではなく、 1年間CAS冷凍して、 来年の旬の直前に一気に売れば、 値段もよくなる。 地元に大阪までを対象にした大きな産品販売所もつくるので、 そこでもCASを導入できれば」 などと、 さまざまな構想を明らかにした。
 
 最後にコーディネーターの金沢工業大学産学連携室の小松俊昭氏が 「きょうのシンポジウムをきっかけに、 皆さんに地域活性化のための〝気付き〟が生まれているように感じた。 今後、 この気付きをどうやって〝動き〟につなげていくかだ」 と締めくくった。
 
 シンポジウムの開会式では経済産業大臣の二階俊博代議士が 「CAS機能は農林水産の革命を起こす」と述べ、柏木征夫市長も 「二階先生からいち早くCAS機能の話を聞いて、 ことし4月に千葉県の開発企業を視察してきた。 次の流通のシステムを考えるときにきている」とあいさつした。

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