2月に発覚したみなべ町職員の汚職事件で刑が確定したことを受け、 小谷芳正町長は21日、 自らの処分として8月から3カ月間減給10% (7万2000円) とする考えを示した。 栗山光夫副町長も2カ月間減給10% (5万9000円) の処分としており、 町は22日に開かれる臨時議会に 「町長、 副町長の給与などに関する一部を改正する条例」 を上程する。
ことし2月4日、町ごみ処理場のコンテナ水増し発注による詐欺事件が発覚。その後、花卉団地の産業廃棄物処理を巡る詐欺事件も発覚したほか、ごみ処理場の工事に絡む贈収賄事件も明るみになった。これらの事件に職員2人が関与していた。
小谷町長は2月4日に役場第1庁舎で開かれた会見の席上、「私自身の管理不行き届きに対する処分も考えている」と述べていた。その後7月2日、汚職事件に対する判決公判があり、被告の元職員2人はいずれも執行猶予付きの有罪。判決後14日経っても被告からの控訴がなく、同月16日に刑が確定した。
小谷町長は「事件のけじめとして、自分を律する意味で自らの減給処分を考えた。町職員不祥事再発防止対策委員会も組織して対応している。町民の信頼回復に努めていきたい」とし、栗山副町長は「副町長に就任したのは昨年の12月19日だが、組織としての立場上、自らも処分を受けた」と話している。