環境保全や地域づくりを進めるNPO法人、 南高梅の会 (高田智史理事長) は、 「住民らが明るく元気になるように」 と願いを込めてみなべ町晩稲地内の八丁田んぼ内にヒマワリを植えている。 3年前から始めた取り組みで、 県道中芳養南部線沿いの約200㍍区間の農地を利用。 ことしも花の季節を迎え、 ドライバーの目を楽しませている。
以前に八丁田んぼ内を通る町道の拡幅工事が行われた時、 幅3㍍、 長さ約100㍍という農地ができた。 使い勝手が悪くほとんど耕作が行われていなかったが、 同会では3年前、 「直線の道路に面した農地で花を植えると、 通行人からよく見える。 梅の景気も低迷している今、 きれいな花を植えて住民の心を和ませたい」 と所有者の承諾を得て花の植栽を始めた。 以後、 活動内容に賛同した隣接の農地所有者2人からも 「花植えに使って下さい」 という申し出があり、 いまでは約200㍍に延長された。
同会は最初の夏に農地を耕してコスモスの種をまき、 翌年の春にヒマワリの種を植えた。 以後、 毎年コスモスとヒマワリの花を植え、 秋と夏にきれいな花を咲かせている。 住民からも 「車で運転していると、 きれいなヒマワリやコスモスがよく見える」 と好評となっている。 同会では 「これまでコスモスとヒマワリを植えていたが、 いままで観梅シーズンの2月に咲く花が植えられていなかった。 今咲いているヒマワリが終わったら、 2月に咲く菜の花を植えて観梅客らを楽しませたい」 と話している。
同会は晩稲の農家らで平成18年に発足。 現在の会員数は12人。 土作りに重点を置き化学肥料を少なくするという梅栽培方法などに取り組んでいる。