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夏の甲子園 南部27年ぶり優勝ならず

2009年7月30日
写真:メガホンで大声援を送る生徒ら

7301.jpg 27年ぶりの夏甲子園を狙った南部は、 平成11、 12年と2年連続決勝の大一番で敗れている智弁和歌山に0―3の完封で屈した。 しかし、 昨秋の新チーム結成後からの公式戦3大会すべて初戦敗退、 今大会もノーシードで臨む中、 自慢の投手陣とここ一番の集中打で幾度となく苦しい接戦をものにしてきたキセキは日高地方を大いに沸かせた。 閉会式では銀メダルを胸にかけられたナインに、 観客席から大健闘をたたえる大きな拍手が起こっていた。 

 決勝不敗神話、5連覇を狙う強豪の壁は厚かった。
 相手先発は今大会23回3分の1を投げて無失点の左腕・岡田(松洋中出身)。南部は1回1死から左前打の火縄が暴投で2進するが、鍋屋が中飛、上村が三振に倒れた。2回から5回は3人で打ち取られた。

 今大会初先発の井口は1回を3人で打ち取るなど上々の立ち上がりだったが、2回、先頭打者に死球を与えてリズムを崩す。バントで2塁に走者を進められたあと、右翼線へ3塁打を運ばれ先制点を献上。なおも1死3塁から前進守備の1、2塁間を破られ、大きな2点を先制された。

 井口は2失点後の2回1死満塁を三振、中飛でしのぎ、3回は3者凡退と復調。4回から6回まではいずれも安打を浴びたが、後続を断った。

 南部打線は6回1死から木下が中前打。続く津村は投手強襲の鋭い当たりだったが投ゴロとなり、その後、木下の3盗で好機を広げたものの、火縄は痛烈な遊ゴロに終わった。

 南部は7回、井口が2死からの適時打でさらに1点リードを広げられた。打線は7回無死から鍋屋が左前打も上村三振、楠本左飛とクリーンアップが期待に応えられず、新谷も三振を喫した。

 8安打されながらも9回を3失点と粘りの投球を見せた井口を援護したい南部。最後の攻撃は先頭・津村が敵失で出塁。2盗を決めて無死2塁としたが、火縄三振、鍋屋は右飛。津村の3盗の後、上村が三振で一矢報いることもできなかった。


井戸監督
  (智弁和歌山の) 岡田君はすごい。 あれだけの投球をされては手も足も出ない。 選手は投手陣が頑張りよくやった。 最後も恥ずかしくないゲームだったと思う。


楠本主将
 最高の仲間とここまでやれて悔いはありません。 たくさんの応援ありがとうございました。 みんな胸を張って帰れると思います。 1・2年生にまた頑張ってほしい。


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