西日本高速道路㈱はこのほど、昨年4月に死亡事故が発生した湯浅御坊道路に、中央線を越えるのを防ぐ「プレキャストコンクリート製防護壁」を阪和道で初めて設置した。
事故は中央帯にラバーポールがあるだけの対面通行区間で発生したため、安全対策を講じた。場所は吉備湯浅パーキングエリア前から有田IC前までのゆずりレーンのある約2㌔。高さ90㌢(厚さ55~15㌢)のコンクリートの壁を取り付けた。
同社和歌山管理事務所では「県警と協議して設置した。これにより中央分離帯を越えた衝突事故が防げる」と期待。ただ、防護壁を設置するためには中央分離帯を1・5㍍確保する必要があり、同事務所では「今回の設置場所はゆずりレーンがあったため設置することができたが、日高地方については設置できる区間がない」と話しており、他の対面通行区間では今後も細心の注意が必要となっている。