関西学生なぎなた連盟の第28回選手権大会が21日に東大阪市の近畿大学小体育館で開かれ、個人2・3段の部で大阪体育大学3年の間野大奈さん(20)=2段・市内藤田町吉田出身=が2連覇を達成。団体の部でも大将として同校Aを2年連続11回目の栄冠に導いた。残る演技の部は惜しくも準優勝で全部門制覇はならなかったが、連覇へのプレッシャーをはねのけ大活躍。「来年は3冠」と燃えている。
3分2本先取制の個人2・3段の部には23人が出場。トーナメント戦を繰り広げた。1回戦シードの間野さんは2回戦で神戸松蔭女子学院大学の選手、準々決勝で大阪体育大学の後輩、準決勝で関西大学の選手を下し、決勝で神戸松蔭女子学院大学の選手と対戦。「すね」で1本を奪い、1―0で勝利した。3人の対戦で争う団体の部には10チームが出場。5チームずつA、B2リーグに分かれて予選リーグ、各リーグ上位2チーム計4チームによる決勝トーナメントで熱戦を展開した。間野さんが大将(3人目)の大阪体育大学Aは4戦全勝で予選を1位通過。準決勝の神戸松蔭女子学院大学B、決勝の同校対決をいずれも2勝1分で制した。決勝トーナメント以降の間野さんは準決勝で1勝1分から勝利を決める1本。2本を先取して優勝が決まっていた決勝は引き分けだった。
小学校1年から日本拳法に打ち込み、小中を通して何度も全国トップに輝いたほか、武道だけでなくバレーボールや陸上でも活躍。なぎなたは高校から始めた。172㌢の長身。2人の攻守にわたる一連の流れの美しさや一体感で競う演技では頭から足先まで凛とした構え、動きに存在感があり、相手と打ち合う試合競技でも長いリーチと威圧感が武器になる。4年がおらず、唯一の3年。主将として後輩たち(2年1人、1年4人)を引っ張っており、大会前は重圧を感じていた。大会を振り返り、「自分との戦いだった。後輩の手前、勝ててよかった」と笑顔。「練習量は誰にも負けない自信がある。次につなげたい」と話している。