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御坊小の富山君 星野ジャパン入り

2009年6月23日
写真:「まずヒット1本」 と燃える富山君

623③.jpg 2009カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会(8月13~22日、米メリーランド州アバディーン)に出場する日本代表「星野ジャパン」のメンバーに、御坊ジュニアタイガースの富山凌雅君(12)=御坊市島、御坊小6年=が決まった。小学生枠は全体の3分の1、わずか5人だが、自慢の打力が目に留まり、全国152チーム、1000人を超える選手の中から見事選抜された。オールジャパンのユニフォームに袖を通し、世界デビューを果たす富山君は「まずはヒットを1本打ちたい」と燃えている。

 日本代表は2年前、 元中日ドラゴンズ投手で阪神タイガースのシニアディレクターを務める星野仙一さんの提唱で同大会に出場するようになったことから 「星野ジャパン」 と呼ばれる。 選手は財団法人日本少年野球連盟 (ボーイズリーグ) 登録の15人で構成。 そのうち10人は中学1年生で、 ことし3月の全国大会で活躍した選手がピックアップされた。 残りの5人は小学生対象。 全国各ブロックの推薦で選出された。
 
 富山君は左投げ左打ちの1塁手兼投手。 14人きょうだいの3男 (6番目)。 小1から軟式の御坊少年で野球を始め、 昨年4月に御坊ジュニアタイガースへ入部、 硬式に転向した。 1塁手としては堅実な捕球技術に定評があり、 投手ではここ一番速球で三振も奪える力投タイプ。 チーム内では7、 8番の打順だが、 クリーンアップを任せられるほどの長打力を持ち、 本塁打を期待できるパワーヒッターとして高い素質を秘めている。 これまで全国出場経験こそないものの、 今春の大阪泉南さくら大会で持ち前の打力が視察に訪れた選考委員の目に留まり、 オールジャパンメンバーに白羽の矢が立った。
 
 「松坂大輔投手 (米大リーグ、 レッドソックス) のファン。 将来はプロ野球選手になりたい」 とでっかい夢を持つ富山君は初の国際大会へ向けて 「すごい速球を投げる投手と対戦して、 まずはヒットを1本打ちたい」 と早くも胸わくわく。 日本代表入りに周囲の期待も大きく、 タイガースの山﨑幸二代表は 「アメリカではホームステイも体験するので野球だけでなくいろんなことを学んできてほしい。 試合では思い切りバットを振ってきてほしい」、 仲道生監督は 「試合に出るかどうかに関係なく、 貴重な経験を積んでチームに生かしてほしい」 とそれぞれエール。 御坊小の山本弘士校長も 「めったにない機会。 誇りと自信を持ってプレーしてきてほしい」 と活躍を後押ししている。
 
 富山君は7月29日から8月2日までの5日間、 兵庫県内で合同練習に参加。 8月12日にアメリカへ飛び立つ。 同大会の参加国などはまだ正式に決まっていないが、 昨年通りならアメリカ、 日本をはじめ、 韓国、 カナダ、 ドミニカ共和国、 メキシコ、 オーストラリアの世界トップレベルといわれる7カ国で熱戦が展開される。 日本代表は3回目の出場となり、 今回は初優勝を目標にしている。

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