


第29回全日本バレーボール小学生大会・県決勝大会は21日に和歌山市の和歌山ビッグホエールで開かれ、川辺ひかり男子が平成8年の創部以来、悲願の初優勝。男子では日高地方勢26年ぶりのV、全国大会(8月11~14日、東京都)への出場を決めた。地元勢7連覇のかかった女子の部は南部が決勝でフルセットまで粘ったが、あと一歩及ばず準優勝。3位には川辺ひかりも入賞を果たした。
男子7チーム、女子28チームが参加。全国切符(優勝のみ)目指してトーナメントで熱戦を展開した。
川辺ひかり男子は、1回戦で貴志川(那賀)に2―0で快勝。準決勝は2セットとも僅差となったが、福島(和歌山市)を2―0で下した。決勝は浜宮(同)と対戦。第1セットは3―6とリードを許した場面でエース・浜中がアタックを決めると波に乗り、大出のサーブとアタックなど自慢の攻撃力が大爆発。一挙に11連続ポイントをたたき出して21―10で制した。第2セットも勢い止まらず、21―15でものにした。
3月の県新人大会の覇者で優勝候補筆頭に挙げられていたが、プレッシャーをものともせずに快進撃。3試合1セットも落とすことなく頂点に立った。地元勢の優勝は第3回大会の印南浜木綿以来の快挙。前田みき子監督は「2試合目は動きがよくなかったし、緊張もかなりあったと思うが、決勝では序盤の連続得点から思い切ってプレーできていた」と選手たちをたたえ、「これからサーブカットを中心にレベルアップを図り、初めての大舞台の全国大会では楽しんで試合をしてきたい」と笑顔で抱負を語った。セッターとして得点の要役を果たした長岡晋太郎主将は「めっちゃうれしい。少し緊張して思うようなトス回しができなかったけど、みんながカバーしてくれた。チームとしては100点満点の試合ができました」と喜びを爆発させ、「全国大会ではベスト8を目標に思い切ってプレーしてきたい」と力強く語った。
南部は1回戦で田中(那賀)、2回戦で安原(和歌山市)、準々決勝で新宮(東牟婁)をいずれも2―0で破り、準決勝も上富田(西牟婁)を2―0と寄せつけなかった。決勝はSTARS(海草)と対戦。第1セットを14―21で先取したが、第2セットは終盤一時リードを奪う場面がありながら18―21で落とし、第3セットは7―21で圧倒された。3年連続6回目のVへ5年生中心のチームで臨み、最後まで健闘を見せたもののあと一歩のところで力尽きた。
川辺ひかり女子は1回戦で池田(那賀)を2―1、2回戦で金屋ジュニア(有田)を2―0、準々決勝で木本(和歌山市)を2―1。準決勝ではSTARSに0―2で涙をのんだが、粘り強い戦いぶりが光った。
女子は日高地方から4チームが出場。川辺流星は1回戦で長田(那賀)に0―2、1回戦不戦勝の印南はまゆうは2回戦で上富田に0―2で敗退した。地元勢上位入賞3チームのメンバーは次の皆さん。
川辺ひかり男子=前田みき子(監督)大出満寿雄(コーチ)長岡幸二(マネジャー)長岡晋太郎、浜中晴貴、大出真敬、井口彰二、山本泰生、橋本竜太朗、中優一郎、友紀也▽南部=石井尚之(監督)石上貴一(コーチ)生駒明広(マネジャー)森本千琴、田中さくら、前山愛海、樫原美陽、西山千恵、湯川絢加、岩﨑実子、谷口すみれ、谷村汐里、築山杏菜、倉山朗子、茶園彩恵▽川辺ひかり女子=前田栄一(監督)松本裕司(コーチ)山本秀代(マネジャー)畑中迪瑠、山本彩、橋本香澄、岡部真依、的場未来、松本菜緒、寺本朋未、山本華、松本青空、中麻衣子、山中美沙希、中家理那