
印南町印南出身、 東京でイラストレーターとして活躍している坂口笑子さん(57)=筆名・阪口笑子=は17日、絵本「また あした」(税抜き1400円・小峰書店)を発行した。
前作「おかあさん あのね」、前々作「たっちゃん、しりませんか」に続いて、今回も主人公の女の子「ソラ」が登場。坂口さんが小学生時代よく遊んだという山口地内の川(通称ゆ)が舞台。ソラが川で遊んだり、近くに住んでいる女の子の家を訪れるストーリー。坂口さんが特別に思っていたというダリアの花や印南の除虫菊、前作、前々作に続きかえる橋も描かれており、故郷への思い入れの強い作品となっている。
平成18年6月に他界した母と故郷を思って描き始めた絵本。坂口さんは「今回の作品は子どもたちはもちろん、子どものころの思いを失わないように大人の方にも読んでもらいたい」と話している。絵本は8月の帰省時に公民館などへ寄贈する。
南部高校を卒業し、21歳で上京。建設会社や化粧品会社のカレンダーをはじめ多くの出版物の表紙絵を手がけ、平成9年からは月刊誌「潮」の表紙絵を8年間担当した。