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ダム公害紛争和歌山市で出張審問

2009年6月19日
写真:県民文化会館で開かれた全国初の出張審問 (左端が村尾組合長)

6192.jpg 椿山ダムの放流に伴う濁水と磯焼けの因果関係をめぐる美浜町の三尾漁協 (村尾敏一組合長) と県の公害紛争は18日、 和歌山市の県民文化会館で公害等調整委員会による第8回の審問が開かれた。

 公害紛争処理にはあっせん、 調停、 仲裁、 裁定の4種類の手続きがあり、 三尾漁協は、 県管理の椿山ダムの放流水が漁業に深刻な影響を与えているとして、 加害行為と被害の間の因果関係の存否に関して法律的判断を求める裁定 (原因裁定) を申請。 審問では、 公害等調整委員会の委員3~5人でつくる裁定委員会が毎回、 東京に双方の当事者を集めて証拠調べ等を行うが、 本年度からは地方の公害紛争については当事者の負担軽減 (交通費や宿泊費) 等を目的に、 委員らが地方に出向く"出張聞き取り"をスタートさせた。
 
 その初のケースが今回の椿山ダム問題。 会場となった県民文化会館5階会議室には、 三尾漁協の関係者だけでも約40人が傍聴に訪れ、 申請人 (漁協) 側の村尾組合長と被申請人 (県) 側3人の参考人尋問が行われた。

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