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農業で第二の人生

2009年6月17日
写真:本年度第1班は定員を上回る23人でスタート

6173.jpg 市内塩屋町南塩屋の県就農支援センターで15日、農業全般にわたる基礎を実践的に学ぶ技術修得研修(本年度第1班)がスタートした。不況で農業が注目を集めるなか、全国から定員(20人)を上回る申し込みがあり、県内外の男女23人が参加。23歳から62歳まで、平均年齢は47歳。脱サラ後の田舎暮らしやUターン就農を目指す人が多く、果樹や野菜づくりで第二の人生を踏み出した。

 県経営支援課のまとめによると、平成20年度の県内の新規就農者は前年より1人増加、過去最多の147人。地域別では野菜や花の産地である日高地方が最も多く、32%の47人で、過去5年間の新規就農者をみても日高地方は184人でダントツ、全体683人のうち27%を占めている。昨年度の日高地方47人の市町別就農者はみなべ町が19人で最多、次いで日高川町が12人、御坊市が7人、印南町が6人、美浜町が3人。形態ではUターンが27人、新規学卒が13人、新規参入が5人、農業生産法人等への就農が2人で、作物は果樹が26人、野菜が7人、花が5人、その他が9人となっている。

 就農支援センターの技術修得研修は半年間に計35日の講義・実習があり、第1班は6月から11月まで、9月からは第2班がスタートする。今回の第1班は男性が18人、女性が5人。地元日高地方は3人、県外出身者は7人で、うち2人は東京から紀の川市と田辺市(龍神村)へIターンしてきた。

 センターの森本修司所長は「社会でさまざまな経験をされてきた皆さんが、就農を志しておられるのは非常に心強い。将来は地域活性化にも貢献してもらえるようしっかり研修され、全員がなんらかの形で和歌山の農業に携わってほしい」とエール。建設業の会社を退職した男性は「これまで自然破壊ばかりしてきましたが、これからは自然に親しみ生活したい」、東京から龍神村へ移住してきた男性は「妻がフラワーアレンジの仕事をしていて、花を作ることから始めたいと思います」などと話していた。

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