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近大和歌山サッカー部の豊田選手全国へ

2009年6月11日
写真:「全国でベスト4が目標」と豊田選手

6111.jpg 県高校総体サッカー競技の部の決勝が9日、新宮市民グラウンドで開催され、美浜町の豊田航也選手(3年)がレギュラー入りしている近大和歌山が2年ぶり優勝を飾り、8月1日から奈良県で開かれるインターハイ出場切符を手にした。豊田選手は右サイドバックとして全4試合に出場。堅実な守備と積極的な攻撃参加が光り、DFながら2アシストを決めるなど優勝に大きく貢献した。

 新人戦で優勝している近大和歌山はシードで3回戦から登場。海南を5―1で破ると、準々決勝では同じく美浜町の藤本章平選手(3年)がレギュラーの和歌山北と対戦。「最も苦戦した」という戦いを1―0で制すると、準決勝は桐蔭を6―1、決勝も初芝橋本を3―0で寄せ付けず、新人戦に続いて2冠を達成した。

 ことし1月からレギュラーに定着している豊田選手は、和歌山北戦でイエローカードを1枚もらっていたため、準決勝の桐蔭戦で後半途中交代したが、以外はすべて先発フル出場した。もともとMFで、バックに転向したのは新人戦の途中からだが、のみ込みの早さと抜群のサッカーセンスですっかり定着。小・中学生時代は攻撃の中心として活躍していた経験を生かし、今大会でも日本代表右DFの内田篤人選手(鹿島アントラーズ)のように積極的に右サイドを駆け上がり好機を演出。持ち前の正確なクロスでアシスト数以上にゴールに絡んだ。「まずまず自分らしいプレーができた。ディフェンダーも面白い」と及第点の自己評価も、「もっとヘディング力を強化してさらに守備力を上げたい」と課題も挙げ、本番までに克服するつもりだ。

 2年前のインターハイはスタンドから応援、ことし正月の全国選手権大会もベンチから見守るしかなく、今回が主力として出場する初の全国舞台。「チャンスがあれば前線に上がって、得点に絡むプレーをしたい。目標はベスト4」と力を込め、「子どものころから夢だった冬の選手権で好成績を残せるよう、今大会でいい経験を積んで弾みをつけたい」と大張り切り。両親の晃宏さんと史代さんは「ケガのないよう、最後まで全力で頑張って」とエールを送っている。同校には山本貴也選手(1年、大成中出身)も所属している。

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