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鬼太郎と和歌山の妖怪

2009年5月24日
写真:石像が設置されるビオトープ

524①.jpg 市内日高港の港湾緑地で整備を進めているビオトープ周辺に 「水木しげるが描くゲゲゲの鬼太郎と和歌山の妖怪」 と銘打って、 妖怪の石像が設置されることになった。 まちおこしにつなげようと柏木征夫市長らが発案し、 漫画家の水木氏に了承を得た。 「鬼太郎」 や 「ぬらりひょん」など9体あり、 ビオトープのオープンと同時に10月から一般公開される。

 全国では水木氏が描く妖怪で鳥取県境港市と徳島県三好市がまちおこしに成功しており、 柏木市長が 「和歌山県内にも水木氏が描く妖怪がおり、 これを活用して集客アップを図ろう」 と発案。 市議会、 御坊商工会議所、 紀州・日高漁協、 日高建設業協同組合と協力してビオトープ整備実行委員会を立ち上げ、 計画を練ってきた。 水木氏には昨年11月に直接交渉。 なかなかキャラクターの使用を認めてくれない人とされているが、 柏木市長の 「まちおこしのため」 という熱い思いと、 水木氏が尊敬する 「南方熊楠」 の親元が日高地方にあるという縁で、 使用の許可が出た。

 石像にするキャラクターは本県に関係はないがテレビでもおなじみで人気が高い鬼太郎、 猫むすめ、 ねずみ男と、 本県ゆかりのぬらりひょん (妖怪の総大将)、 カシャボ (山奥に住むイタズラ好き)、 高女 (怒ると身長が3倍)、 牛鬼 (海や川に引きずり込む)、 畳叩き (夜中に畳を叩く)、 モクリコクリ (イタチのような妖怪) となっている。 高さは30~50㌢。 現在、 業者に依頼して製作を進めており、 9月中にもビオトープの周辺に据え付ける。 10月に一般公開して以降、 関連イベントも企画していく。 また、 水木氏の妖怪つながりで今後鳥取県境港市などとの交流も深まりそうだ。

 予算は製作費と著作権使用料を合わせて約400万円。 市の公費などは一切使わず、 協力企業の寄付でまかなわれる。 協力企業の名鑑は石像に添付される。 柏木市長は 「日高港には新エネルギーパークがありますが、 来園者は親子連れが多く、 より一層子どもたちに楽しんでもらえる公園にしていきたい。 海のビオトープはパークに隣接して整備中で、 そこに設置する妖怪の石像とともに新しい観光スポットになれば」と期待している。水木氏のキャラクターを使ったまちおこしは近畿圏内では初めてで、話題となりそうだ。

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