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市内で民家全焼 1人死亡

2009年5月18日
写真:屋根から火柱を上げて燃える民家(午前3時48分ごろ)

18-3.jpg 17日未明、御坊市藤田町吉田144―4、無職吉中信博さん(61)宅から出火。発見されたときはすでに窓から炎が噴き出ており、約2時間後に消し止められたが、木造平屋瓦ぶき約187平方㍍を全焼した。焼け跡から性別・年齢不詳の遺体が見つかり、行方不明になっている一人暮らしの吉中さんとみて御坊署が身元の特定を急いでいる。市内ではことし初めての火災犠牲者となった。

 現場は「ヨシダエルシス」から道を挟んで西側の住宅地で、午前3時20分ごろ、近くを通りかかった男性(25)が、吉中さん宅東側の窓から煙と炎が出ているのを発見。110番通報し、警察を通じて119番通報した。近くの住民が水道ホースを使って懸命の消火活動を展開したが炎の勢いは収まらず、風が強かったことも火の回りを早くし、市消防隊や地元消防団らが駆けつけたときは抜け落ちた屋根から火柱が上がっている状態。消火栓などから取水してホースを延長、空気呼吸器を装着した隊員らが燃え盛る家に近づいて消火活動を行い、4時半ごろに鎮圧、5時27分に消し止めた。吉中さん宅の東側は道路、北側と南側は畑や空き地で、西側が民家と隣接していたが、類焼は防いだ。消防車のサイレンの音で火災に気がついたという近くの河端真仁さん(31)は「東側の方から炎が上がっていた。風も強くて火の回りが早く、手が付けられる状態ではなかった」と話していた。

 調べでは、吉中さんは数年前に妻が亡くなってから一人暮らし。火災発生時から吉中さんの所在が分かっていないことから、寝室とみられる東端で見つかった遺体は吉中さんではないかとみて、御坊署が確認を急いでいる。目撃者の話から建物東側から火が出たとみられるが、詳しい火元や原因は分かっておらず、御坊署と消防が合同で調べている。

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