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日高川町首長選 票読みはがっぷり四つ

2009年5月16日
写真:お願いコールもきょう限り

516③.jpg 元町議会議長林雅臣氏 (67) =小熊=と元町観光協会会長玉置俊久氏 (59) =玄子=がデッドヒートを繰り広げている日高川町首長選は、 舌戦もいよいよきょう限り。 本紙では両陣営の分析をもとに勝敗の行方を探ってみた。 林陣営は 「過半数以上あると確信」、 玉置陣営は 「あと一歩で抜きん出る」 とし、 ともに必勝ライン到達へ強気の票読み。 注目の戦いはがっぷり四つのまま投票日を迎えそうだ。

 前哨戦から振り返ると、 林陣営は豊富な組織力で 「経験と人脈」 による町政の安定、 玉置陣営は 「アイデアと町民感覚」 によるチェンジ (変革) を前面に押し出し、 ミニ集会やあいさつ回りなど展開してきたが、 両陣営の戦いぶりはまったくの5分。 本番入りしても互いに譲らず、 し烈を極める票取り合戦は 「ふたを開けて見なければ分からない」 との声が多い。

 川辺5461票、 中津1930票、 美山1734票の地域別の勢力を両陣営に聞いてみると、 林陣営は川辺について 「5分以上の戦いができている」 と分析。 大票田の小熊 (1245) は 「候補者の地元で結束も固く、 かねて力を入れてきたことが実を結んだ。 6割はいける」 と自信を見せ、 山野地域 (505) は地元有力者らの支援、 和佐 (814) は若者らの協力などで6~7割と上々の手応え。 逆に厳しいのは、 相手候補地盤の早蘇地域で3~4割としながらも上昇ムードを強調する。 中津地区は 「6割5分は確保できた」 と自信。 特に手応えがいいのは船津 (443) で 「多くの後援会メンバーがおり終始優勢な戦いで7割は固い」 とし、 美山についても 「6割以上はある」 と強気。 中でも寒川 (395) は早くから地元議員らの協力で支持拡大に努め 「7割5分」 とかなりの自信。 このほか大票田川原河 (610) の6割をはじめ、 ほとんどで6割~7割の手応え。 劣勢は平 (348) で4割程度と見ている。

 玉置陣営は川辺では 「5割~5割5分」 と好感触。 やはり本拠地の早蘇地域は 「絶大な支援で玄子周辺 (353) は7割5分以上。 三百瀬周辺 (326) で7割以上」 などと絶対の自信を持つ。 江川 (588) は祭りでのボランティア活動の評価など追い風で 「6割」 と手応え上々で、 土生 (428) も過半数と分析。 小熊は 「相手候補の地元だが若い人や転入者が多く、 固まっていない。 半分はほしい」 と意欲。 山野はトーンが低い。 中津は 「4割5分ぐらい」 と劣勢。 相手陣営の組織力の前に後手に回っており船津など各地で厳しい票読み。 美山は 「過半数はいける」 とし、 特に平はミニ集会に多くの町民が参加したことなどから 「低く見て7割」 と自信満々。 川原河も 「草の根運動が浸透している。 5割5分~6割」 と強気で、 寒川は 「相手陣営自信の地だが、 地殻変動が起きている。 4割はいただく」 と、 意欲をみせている。

 両陣営の話をまとめると、 林陣営の手応えが玉置陣営をやや上回っているものの、 ともに過半数と必勝の票読み。 川辺と美山については両陣営とも優勢という読みだが、 中津だけは林陣営優勢、 玉置陣営劣勢で合致している。 この中津での得票差は、 全有権者の6割を占める天王山、 票が読みづらい川辺で巻き返せる数字。 玉置陣営にとっては5割5分前後の得票が条件とされているが、 情勢が不安定な美山次第ではその条件が下がることも十分に考えられ、 接戦になるとの見方が強い。 ともに強気で、 川辺の浮動票の動向と美山での浸透度が、 勝敗を左右することになりそう。

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