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「紀州」に続き「和歌山」も

2009年5月15日
写真:梅製品の中国輸出に影響が出かねない、と懸念

515④.jpg 紀州みなべ梅干組合と紀州田辺梅干組合は昨秋、「紀州」の名称が中国企業から商標登録申請されている問題で中国の審査機関に異議申立書を提出したが、「和歌山」の名称も同じく申請されていることが分かった。ローマ字の「WAKAYAMA」はすでに登録済みになっているという。県は日本の特許庁に事実関係を説明し、「中国側に異議を申し立ててほしい」と要望した。日本の地名等の中国での商標登録は、中国国内でのビジネス展開を図る日本の企業にとって頭の痛い問題となっている。

 「WAKAYAMA」は機械類関係で商標登録。「和歌山」は植物性の加工食品や調味料、宿泊の提供に対して申請されているという。「紀州」はフルーツの缶詰、砂糖漬け果物、ゼリーなどで申請。紀州梅干組合らが提出した異議申立書については、いまのところ回答はない。

 この問題で仁坂吉伸知事は先月特許庁を訪れ、中国への異議申し立てを要請。特許庁からは、ことし1月に中国で開かれた日中商標長官会合で「公平に審査し、厳格に判断してもらいたい」と強く要望したことなどこれまでの経過説明があった。「青森」も申請されたが関係者の異議申し立てで登録には至らなかったなどの事例もあるという。みなべ町の梅関係者は「紀州・和歌
山などの地名が中国企業に先に登録されてしまうと、将来的に梅製品など、地名のブランドイメージで売り出したい商品の中国での販売に影響する」と懸念している。

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