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高速御坊―南紀田辺間4車線化へ

2009年4月29日
写真:御坊IC―南紀田辺IC間も4車線化へ(御坊南IC北側の後谷橋から)

429①.jpg 高速道路の建設計画を審議する国土交通大臣の諮問機関、国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)が27日開かれ、近畿自動車道紀勢線御坊―南紀田辺間27・2㌔の4車線化が決定した。すでに計画変更決定を受け、工事が始まっている海南―有田間に続く4車線化。今月22日、仁坂吉伸知事が緊急要望を行ったすさみ―那智勝浦間の整備計画策定に必要な環境影響評価の早期実施等については見送られた。

 約1年4カ月ぶりに開かれた今回の国幹会議では、近畿自動車道御坊―南紀田辺間など全国6区間計190㌔の暫定2車線から4車線への拡幅(整備計画変更)が認められた。総事業費は3510億円、うち3255億円は税金が投入される。近畿道紀勢線の海南より南の2車線区間は正面衝突などの重大事故が多発しており、とくに海南―有田間(9・8㌔)は休日になると渋滞が発生。すでに4車線化の計画変更が認められている海南―有田間では工事が進んでおり、今回は着工準備の状況等から有田―御坊間(19・4)を飛ばす形で、御坊から南紀田辺まで27・2㌔について4車線化(事業費750億円)が決定した。

 仁坂知事は今回の国幹会議を前に、国土交通省と会議の委員に基本計画段階にあるすさみ―那智勝浦間の整備計画策定に必要な環境影響評価の早期実施、予定路線段階の新宮―県境間の基本計画への格上げ等を要望したが、これについては見送られた形。ただ、いずれも会議で議論はされており、県は引き続き関係機関に強く要望を行っていくという。

 仁坂知事 御坊―南紀田辺間の4車線化は、本県が目指す白浜までの4車線化に向けた大きな進展。有田―御坊間の4車線化についても早期に事業化できるよう国に対して働きかけたい。また、地方のミッシングリンク(高速未事業化区間)が見捨てられることなく、今回の4車線化と同様、一日も早く整備計画が策定され事業実施できるよう、環境影響評価の着手を強く要請していく。

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