6月19日から21日までの3日間にわたり岡山市の岡山武道館で開かれる都道府県対抗第25回全日本女子柔道大会に出場する県チームの選手選考会が19日、和歌山市の県立武道館で開かれ、紀央館から2選手がメンバー入りを果たした。5階級のうち52㌔級で谷明音さん(3年)、63㌔級で西川真帆さん(2年)。紀央館からはOG1人も名を連ね、本番での活躍が期待されている。
同大会は、先鋒52㌔級、次鋒57㌔級、中堅63㌔級、副将70㌔級、大将無差別級のチーム構成で争われる団体5人制競技。各都道府県代表48チーム(開催地2)が参加し、トーナメントで激突する。県チームは各階級ごとにトーナメント戦を行い、それぞれ優勝者5人をメンバーに決めた。
5階級とも中学1年生から一般までを対象とし、県チーム選手選考会では県内出身者を含む幅広い年齢層の強豪が熱戦を展開した。谷さんは1回戦をけさ固めで1本勝ち。決勝では紀央館OGで日高町出身の上杉真央さん(徳山大3年)をゴールデンスコアの延長の末に判定で下した。西川さんは1回戦、袖つり込み腰で有効を奪って優勢勝ち。決勝は紀央館OGで由良町出身の西亜沙美さん(コスモス養護学校講師)と対戦したが、同じくゴールデンスコアの延長の末に判定勝ちをおさめた。
57㌔級では、紀央館OGで御坊市出身、西川さんの姉・友希さん(龍谷大2年)が優勝を飾り、姉妹そろって県チームメンバーに選ばれた。紀央館勢は計4選手が今大会に出場。残りの2選手は惜しくも県代表入りを逃したものの、52㌔級で西川沙里さん(3年)が3位、57㌔級で柴田穂乃香さん(同)が2位と健闘を見せた。
谷さんは初の県チーム入りで「いつも以上に動きはよかったが、決勝は勝てると思わなかったのでメンバー入りできてびっくりしている。本番ではみんなに迷惑をかけないように自分に与えられた仕事をこなしたい」と抱負を語り、2年連続2回目の選出となった西川真さんは「お姉ちゃんと一緒のチームに入れてうれしい。大会では自分の柔道ができるように心がけたい」と意気込んだ。
県チームの指揮は、紀央館女子柔道部の小阪悦子監督がとる。小阪監督は「昨年は初戦敗退に終わっている。この大会は今回が最後となるようなので、県チーム過去最高のベスト8以上の成績をおさめて有終の美を飾りたい」と目標を掲げ、谷、西川真の両選手には「全日本クラスの選手が何人も出てくると思うが、緊張せず思いっきり、伸び伸び戦ってきてほしい」と期待を寄せている。