プロ野球パ・リーグ、千葉ロッテマリーンズの宮本裕司捕手(26)=日高町原谷出身、紀央館OB=が30日、支配下選手登録された。これまでの育成選手では出場可能な公式戦が2軍戦に限られていたが、今後は1軍の試合に出場可能となる。地元の関係者も「早く1軍でプレーする姿を見たい」と夢を膨らませている。
宮本捕手は、182㌢・85㌔。右投げ左打ち。パンチ力のある打撃に定評がある。内原小2年の時、地元の旧原谷少年で野球を始め、日高中、旧御坊商工(現紀央館)、摂南大を経て2005年春、独立リーグの四国アイランドリーグ・高知ファイティングドッグスに入団。同リーグには3年間在籍し、2年目には巨人のスカウトの目にも止まっていた。
2007年の育成ドラフトでロッテから2巡目指名を受け、入団。1年目の昨シーズンは2軍で24試合に出場。57打席、48打数で2塁打6本を含む15安打を放ち、打率3割1分3厘をマークしていた。
宮本捕手はロッテの公式サイトで「四国の時からこれを目標にしてきたので正直ホッとしている部分はあります。やっと本当のスタートラインに立てました。ここからが本当の勝負だと思っていますし、四国で頑張っている人たちにいい刺激が与えられるよう、これから頑張りたいと思います」とコメント。原谷に住む父・信一さん(59)=ヨシダエルシス㈱勤務=は「まずはひと安心ですが、これからが本当のスタートとなります。体に気をつけて1軍目指して頑張ってほしい」と話し、実家が同じ区内でロッテ入団の際には表敬訪問を受けた日高町の中善夫町長も「暗い話題が多い中、本当に明るいニュース。うれしいの一言です。1日も早く1軍で活躍できることを私をはじめ町民も期待していますので、これからも頑張ってほしい」と期待を寄せている。