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印南原で朝火事 民家全焼

2009年4月22日

4月22日火事①.jpg 21日早朝、印南町印南原2975、無職寺本睿(さとし)さん(75)宅から出火。発見されたときはすでに炎が上がっており、約50分後に消し止められたが木造平屋約100平方㍍を全焼。焼け跡から性別不明の遺体が見つかり、寺本さんとみて御坊署が身元の確認を急いでいる。寺本さんは一人暮らしで、火元や原因等は分かっておらず、現在調べを進めている。広域消防管内ではことし2人目の火災による犠牲者となった。
1階で朝食をとっていたとき、窓から外をのぞくと寺本さん宅から煙と炎が上がっているのを発見。すぐに119番通報するとともに、寺本さん宅から北約50㍍の松元峯生さん(71)宅の玄関をたたいて知らせた。事態を把握した松元さんはすぐに寺本さん宅の玄関まで近づいたが、「ものすごい煙で中に入れる状態ではなかった。寺本さんと呼んだが、返事はなかった」という。通報した男性や松元さんが水道ホースで水をかけるなどしていたときに地元消防団や日高広域消防が到着し、消火栓などから取水して放水を開始。寺本さんが逃げ遅れている可能性があり、レスキュー隊は空気呼吸器を装着し、まだ煙が充満する室内に入って捜索。捜索開始から約10分後の6時50分ごろ、建物西側の居間で寺本さんとみられる遺体を発見した。寺本さん宅は丘の中腹にあり、南側は1段下に空き家、北側は1段上に民家が建っているが、西と東側は道などで隣家はなく、消防団員らの迅速な消火活動のおかげで幸い延焼はなかった。出火当時は小雨が降っていた。
 御坊署や近所の人の話によると、寺本さんは一人暮らし。老人施設のデイサービスを週に3回程度利用し、ほかの3日間は印南町社会福祉協議会のヘルパーサービスを受けていた。毎朝、玄関先のドアを開けて5分ほど、飼い犬を外に出すのを日課にしていたという。寺本さんとみられる遺体はコタツなどを置いている居間で見つかっており、逃げ遅れたのではないかとみられている。家全体が燃えているため、火元や原因は特定できておらず、御坊署と広域消防が詳しく調べている。

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