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新燃料製造装置導入へ

2009年4月22日

4月22日吉本バイオ①.jpg 市内塩屋町北塩屋、御坊木材共販所(森敏弘所長)は、今秋にも新エネルギーの「木質パウダー」を製造する専用装置を導入し、バイオマス事業を展開する。間伐材や出荷できない木材、樹皮を木質パウダーとして有効利用できる態勢を整え、林業振興を図る。同共販所は近年の木材需要低迷で売り上げが激減しており、木質パウダーが売り上げアップの起爆剤になれば、と期待されている。
 林業者にとってこれまで間伐材などを出荷しても輸送コスト、 人件費を差し引くと採算が取れなかったが、 木質パウダーの材料として販売することで少しでも利益アップにつながるという。 専用装置は国や県に補助金を申請しており、 早ければ今秋、 遅くとも年内には設置されて稼働できる見通し。 年間製造量や単価は未定となっている。
 製造した木質パウダーは現在日高川町が計画している温泉施設のボイラー燃料として販売するほか、 今後地元の農業用ビニールハウスの暖房燃料としても普及を図る。 木質パウダーは木質チップよりさらに細かくなった木の粉末状の燃料。 化石燃料に比べ熱効率は落ちるが、 価格が安定していてリスクが少ない。 また、 木質チップに比べると熱効率がよく、 燃えカスも出ないことから労力削減にもつながる。 森所長は 「化石燃料に比べ二酸化炭素の排出が少なく環境にもやさしい」 と話している。 同共販所での売上実績は平成元年にスギ、 ヒノキ4万立方㍍分・23億円でピークとなったが、 以後減少して20年は2万立方㍍分・2億円にまで落ち込んでいる。

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