ことしは南部川の稚アユのそ上が好調だ。 南部川漁協が山内地内の魚道で行っている特別採捕の量が15日までに37㌔ (約7500匹) となり、 早くも昨年の総採捕量46・3㌔ (9300匹) に迫る勢い。 捕獲したアユは嶋之瀬ダムの上流などに放流。 漁協関係者らは 「ことしは100㌔の大台を期待している」 と話している。
昨年は3月末から稚アユのそ上がみられたが、 ことしのそ上は遅れぎみで4月に入ってから本格化。 だが、 15日までの中盤ですでに前年4月分の採捕量 (13㌔) の約3倍となっている。 過去5年のデータをみると、 数十年に1度の豊漁といわれた平成17年は769㌔を記録したが、 翌18年は大きく減ってわずか5㌔、 19年は捕獲なしと低迷していた。
採捕作業は、 山内の堰堤に設けられている魚道に網を仕掛ける方法。 組合員らが夕方に網を上げてすくい取り、 ダムの上流などに放している。 同漁協では 「採捕枠の1500㌔にはことしも届かないだろうが、 ここ数年と比較するとそ上状況は好調。 成長具合もよく、 大きさも10㌢程度ある」 と話している。 県は 「秋に雨が多かった年の翌年は稚アユのそ上が多いというデータもあるが、 昨年の秋は少雨だった。 県内全体でも好調が伝えられているが、 要因については、 はっきりとは分からない」 と話している。
アユの友釣り期間は6月1日から12月31日まで (清川の明神堰堤上流は6月15日から)。 日券は2000円、 年券は5000円。 たも網は7月1日から12月31日まで (明神堰堤上流は7月15日から) となっている。