日高川町道成寺で28、 29日に 「桜、 舞、 道成寺」 が催され、 桜満開、 春らんまんの最高のシチュエーションの中、 日本舞踊尾上流師範の尾上菊啓さんと菊透さんが格調高い舞を披露。 述べ500人の見物客を魅了した。
2代目鐘供養650年祭の一環で、 数々の道成寺イベントを手掛けている「おいでよ日高実行委員会」 が主催。 笹朝一町長が 「舞台良し、 桜良し、 踊り良し、 琴の音良し。 古典芸能の最高峰を十分に堪能して下さい」 とあいさつを述べたあと、 まず菊啓さんと菊透さんが長唄「松の翁」 を披露。 息ピッタリの舞で、作曲者が駿河「万樹園」の庭に咲く四季の花々や庭から望む富士をめでる様を表現。 続いて昨年全国大会で準優勝した日高高校箏曲部が 「GRADATION〈風の彩〉」で美しい音色を響かせ、 ムードを盛り上げた。 最後は地唄 「道成寺」 を基にした荻江 「鐘の岬」。 初日は菊透さん、 2日目は菊啓さんが演者で、 冒頭は鐘への恨みを捨て平静な心でゆったりと舞い、 やがて女心の変化を表現。 移り気な男心を責める優雅でしなやかな踊りとバックを彩る満開の桜に見物客はうっとりと見入っていた。