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スギ、ヒノキの競り値横ばい

2009年1月11日
写真:2000立方㍍の木材が競りにかけられた

1月11日スギ・ヒノキ①.jpg 龍神村森林組合(栗原秀嘉組合長)の初市は9日に田辺市龍神村東地内の共販所で行われ、スギ・ヒノキ材が1立方㍍当たり平均1万5500円で取引された。昨年の初市と比較して300円安で、ほぼ横ばい。同組合では「世界的な不況といわれる中、ましな値が付いた方ではないか」と話している。
 
 ことしの初市の販売量は約2000立方㍍。昨年の1870立方㍍と比べて130立方㍍多かった。1立方㍍当たりの単価は、スギが1万4200円(昨年1万4500円)、ヒノキが2万円(同1万7900円)だった。樹齢110年のヒノキ材で、1立方㍍当たり14万円の高値がついた品もあった。同組合は「市によって良質の木材が多い時と少ない時があり価格が変動するため、昨年の初市と単純に数字で比較するのは難しい面もあるが、世界的な不景気といわれていることを思えば今回はまだ高値が付いた方ではないか」と話している。

 競りの前に栗原組合長があいさつし、「厳しい状況が続いているが、先人らの努力で龍神の木材を通じて外貨を獲得し、地域に貢献してきたという実績がある。今後も龍神材の質の良さをアピールしていきたい」と述べた。同組合の市は昭和47年から開始。これまでに合計65万立方㍍を販売し、売り上げは235億円。過去の1立方㍍当たりの平均単価は3万6000円程度になる。近年は輸入材の増加などで低迷傾向にあり、今後の見通しとしては、最近の円高で輸入増に拍車がかかることも懸念されるという。
 

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