印南町古井のビオトープ切目川で20日、 ヤマアカガエルの産卵が確認され、 ことしも春の便りが届いた。
本州や九州に生息し、 真冬から春にかけて産卵する赤褐色のカエル。 全国的に水田や湿地が減っているのに伴い、 生息数も減少しているといわれている。
ビオトープでは数年前から毎年この時期に姿を見せており、 ことしは昨年より1週間遅れたものの約50匹が産卵。 ニホンアカガエルも含め今シーズンは2、 300匹が産卵するという。田んぼにはゼリー状の卵の塊が至る所にあり、 管理するエコクラブの中田稔さん (57) は 「水質がきれいな証拠でうれしく思います。 これからも環境の良さを保っていきたい」 と喜んでいる。
2月にはおたまじゃくしになり、 5月ごろにはカエルになるという。